ファッションにおけるサーキュラリティはトレンドではなく、変革なのです。RE&UPは、BESTSELLERを代表するレディースブランドONLYと共に、ベーシックなトップスのジャージプログラムを次世代リサイクルポリエステルを使用した衣服に変え、新たな一歩を踏み出したことを誇りに思っています。
このパートナーシップは、革新、専門知識、野心がひとつに融合した時、何が可能になるかを示すものです。ONLYは、RE&UPの繊維 to 繊維リサイクルテクノロジーを活用し、使用済みテキスタイルをバージン素材と同じ性能基準を満たす繊維に変え、それらを使用した商品を展開し店舗にて販売しています。このONLYプログラムでは、品質に妥協することなくスケーラブルな処理を可能にし、11以上のモデルを従来のポリエステルからRE&UPの次世代ポリエステルに転換しました。これは10万枚以上のTシャツに相当し、繊維 to繊維リサイクルが、もはや単なる野心的な願望ではなく、商業的に実行可能であることを証明しています。
長期的循環
循環型テキスタイルを取り入れようとしているブランドにとって、ビジネスのスケーリングは可能であり、それには信頼できるパートナーが不可欠であるというメッセージは明確です。RE&UPの専門知識と実績のあるテクノロジーにより、リサイクル繊維を大規模に取り込み、耐久性と性能を維持しながら、ブランドがバージン素材への依存を減らすことができるのです。
ONLYと実現したようなこれらのパートナーシップは、業界のより広範な変革にも貢献するものです。サプライチェーンのティア 4にあたる繊維と原材料は、繊維セクターの温室効果ガス排出量の24％を占めています（2025Recycled Polyester Challenge, TextileExchange 2021）。ポリエステルが世界の繊維生産に占める割合は大きく、リサイクルポリエステルへの移行は環境負荷を低減する上で極めて重要なステップなのです。
「このプロジェクトは、繊維廃棄物から再生ポリエステルの生産を拡大することが可能であることを証明しています。業界の変革が複雑で長いプロセスであることは間違いありませんが、今回のような取り組みは、我々が前進していることを示すものです」、RE&UPの最高商務責任者、Ozgur Atsanは言います。
